
塩熊商店
ご案内
江戸時代創業
枚方宿に店舗をかまえる老舗。くらわんか碗のほか、お塩、雑貨等も販売。
不動産業、その他事業を手がける。

江戸時代
1600年代ごろより枚方・三矢村に居住
商売を始めた年代は正確には不明だが、享保年間には塩屋を営んでいた。
本業の傍ら、大名行列の人足集めの仕事も請け負い、枚方~淀宿まで担当していた。
江戸時代末期には器も扱っていた。
「塩熊」の屋号の由来は塩屋の代々の直系男子の名前に「熊」がつき、塩屋と名前の熊の文字をとり、塩熊になったと言われている。
明治時代以降
塩屋を経て、瀬戸物屋、萬商いに。昭和に入り建材も扱うようになり、戦後の高度成長期には完全に建築材料販売になる。
戦後、十代目熊三郎が有志と共に枚方信用金庫を創設し、塩熊商店社長と枚方信用金庫常務理事(昭和47年からは理事長)の二足のわらじを履き、塩熊のみならず枚方の発展に貢献する。


令和
現在は原点であるくらわんか茶碗、塩、雑貨販売のほか、不動産業も手がける。
年表
塩熊商店の歴史
1600年頃
枚方・三矢村に居住
江戸時代初期
享保年間
塩屋として存在(塩屋の他、人足集めの業務も行う)
1868年
鳥羽伏見の戦いで母屋消失
明治元年
1947年
合資会社塩熊商店として法人登記
昭和22年6月3日
昭和25年
1950年
熊三郎(十代目)、有志で枚方信用金庫を創設。以降、塩熊商店と二足のわらじを履く。
(信用金庫創設時より常務理事、昭和47年からは理事長就任。
昭和56年黄綬褒章、昭和58年雙光旭日章授与)
昭和58年
1983年
熊三郎死去により、十一代目小野忠幸が社長就任。
バブル経済を背景に建築材料を販売する。
平成22年頃
建築材料販売終了。くらわんか茶碗、塩、雑貨販売のほか、不動産業を行う。
2010年頃
平成30年
2018年
忠幸死去により、十二代目紘詳が社長就任。
現在に至る。
当主略歴

小野 熊三郎
十代目
昭和22年代表社員就任(法人登記により)
枚方信用金庫理事長(昭和47年)
枚方寝屋川商工会議所副会頭(昭和47年)
黄綬褒章授与(昭和56年)
雙光旭日章授与(昭和58年)

小野 忠幸
十一代目
昭和58年代表社員就任
北大阪商工会議所 評議員
枚方市カヌー協会会長
枚方ロータリークラブ会員
枚方商工会議所

小野 紘詳
十二代目
平成30年代表社員就任
一般社団法人枚方宿くらわんか五六市理事
枚方宿まちづくり協議会幹事
枚方商業連盟青年部副部会長
枚方小学校区自主防災会事務局長

枚方宿でちょっとほっこり。
